アスパラガスのおうち英語

TOEIC960点元英語教員のゆるおうち英語

子どもの英語学習:子どもが嫌がる場合、やめるべき?続けるべき?

こんにちは、アスパラガスです。

子どもの英語学習に取り組んでいると、必ずといっても過言ではないくらい衝突する問題「子どもが英語学習を嫌がる」問題。子どもが英語を嫌がる場合、やめるべきでしょうか?続けるべきでしょうか?子どもが嫌がっている場合、親としてはどう対処すべきか悩むことも多いですよね。

子どもが嫌がるから、といってやめたらはっきり言って成果は得られません。けれど、嫌がっているのに続けたら英語嫌いになるだけではなく、親子関係も悪化してしまいます。

この記事では、子どもが英語を嫌がる原因とその対処法、続けるべき理由とやめるべき理由について詳しく考えていきます。

バランスを取りながら、子どもの英語学習をサポートすることが大事です。

子どもが英語を嫌がる理由

まず、子どもが英語を嫌がる理由を理解することが大切です。嫌がる理由は子どもによって様々だと思いますが、一般的なものをいくつか挙げてみます。

1. 難しさへのストレス

英語の発音や文法は、日本語とは異なる部分が多く、子どもにとっては難しく感じることがあります。そのため、学習がうまくいかないとストレスを感じ、嫌がるようになることがあります。

2. 興味や関心の欠如

英語に対する興味や関心が薄い場合、学習が苦痛に感じることがあります。特に、教科書やワークブックだけでの学習は退屈に感じられることが多いです。

3. 過度なプレッシャー

親や先生からの過度な期待やプレッシャーも、子どもが英語を嫌がる原因となります。結果を急ぎすぎると、子どもはプレッシャーを感じてしまい、学習に対する意欲を失うことがあります。

続けるべき理由

子どもが英語を嫌がる場合でも、ある程度は続けることが大切です。ここでは、続けるべき理由をいくつか挙げてみます。

1. 継続は力なり

言語学習においては、継続が重要です。短期間での成果を求めるのではなく、長期的な視点で学習を続けることが必要です。継続することで、徐々に英語の理解が深まり、自信を持てるようになります。

2. 早期学習の効果

幼児期や小学校低学年は、言語学習に最適な時期とされています。この時期に英語を学ぶことで、発音やリスニングの能力が向上し、将来的に英語を習得しやすくなります。

3. 成果を実感する経験

継続することで、子どもは少しずつ成果を実感できるようになります。例えば、簡単な英単語が読めるようになったり、英語でのコミュニケーションが少しずつできるようになったりすることで、学習に対するモチベーションが高まります。

やめるべき理由

一方で、子どもが英語を嫌がり続ける場合、無理に続けさせることは逆効果になることもあります。やめるべき理由もいくつか見ていきましょう。

1. 英語嫌いになるリスク

嫌がっているのに無理に続けさせると、子どもが英語に対してネガティブな感情を持つようになり、将来的に英語嫌いになるリスクがあります。英語嫌いになると、学習意欲が低下し、成果が出にくくなります。

2. ストレスやプレッシャーの増大

無理に続けさせることで、子どもがストレスを感じたり、プレッシャーを感じたりすることがあります。このことが原因で、他の学習や活動にも影響が出る可能性があります。

3. 親子関係の悪化

学習を無理に続けさせることで、親子関係が悪化することもあります。子どもが親に対して反発心を持つようになると、英語学習だけでなく、日常生活にも悪影響が出ることがあります。

バランスを取るための方法

では、子どもが英語を嫌がる場合にどうすればよいのでしょうか?ここでは、バランスを取りながら英語学習を続けるための方法を紹介します。

1. 学習方法を工夫する

英語学習が楽しいと感じられるように、学習方法を工夫することができます。例えば、英語の歌や絵本を使ったり、英語の動画を見たりすることで、子どもが楽しみながら学べる環境を作りましょう。アプリもおすすめです。

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2. 小さな成功体験を積み重ねる

子どもが少しでも成果を実感できるように、小さな成功体験を積み重ねることが重要です。例えば、簡単な単語を覚えたら褒めてあげたり、英語での簡単な会話ができたら喜んであげたりすることで、子どもの自信を育てましょう。自己肯定感が低い子どもの場合、大袈裟なくらい褒めてあげていいでしょう。

3. 無理なく続けるペースを見つける

毎日の学習時間を短く設定し、無理なく続けられるペースを見つけましょう。たとえば、1日10分だけ英語の絵本を読む、週に数回だけ英語のアクティビティを行うなど、子どもが嫌がらない程度に調整することが大切です。

4. 子どもの意見を尊重する

子どもの意見や感情を尊重し、嫌がる理由を理解することも大切です。嫌がる原因がわかれば、それを解消する方法を見つけることができます。また、子どもがやりたいことや興味を持っていることを英語学習に取り入れることで、学習への意欲を高めることができます。

5. ポジティブな環境を作る

英語学習に対してポジティブな環境を作ることも重要です。例えば、家庭で英語を使う時間を設けたり、英語を話す友達と一緒に学習する機会を作ったりすることで、子どもが英語を自然に受け入れる環境を整えましょう。プレイデートはおすすめですよ。

まとめ

子どもが英語を嫌がる場合、やめるべきか続けるべきかは一概には言えません。重要なのはバランスを取ることです。ある程度の嫌がりは学習の一部として受け入れ継続することで成果を出すことができます。しかし、無理に続けさせることで英語嫌いになったり、ストレスを感じたりすることは避けなければなりません。私自身も、おうち英語に取り組む中で、子どもが嫌がらないラインを日々模索しています。

子どもの意見を尊重し、楽しい学習環境を作ることで、成功への道が開けていきます。親としては、子どもの成長を見守りながら、適切なサポートを提供していきたいものです。この記事を見てくださったみなさんがの子どもが英語を嫌がらず、楽しみながら学べるようになることを願っています。