こんにちは。元高校英語教員で現在おうち英語に取り組んでいるアスパラガスです。
最近5歳長男が”if”を使い始めました。(※特定教材なし・英文法レッスンなし・神童ではない)
そもそもifとは、直説法と仮定法があり、誤解を恐れず簡潔に説明すると・・・
直説法:現実に起こりうる仮定の話
例)If it rains tomorrow, the game will be canceled.
「もし明日雨ならば、その試合は中止されます。」
「明日雨が降る」と言うのは現実に起こりうる話ですよね。
仮定法:現実では起こり得ない仮定の話
例)If I were a bird, I would fly to you.
「もし私が鳥なら、あなたの元へ飛んでいくだろう。」
「私が鳥」と言うのは現実では起こり得ない話ですよね。
このように、”if”には直説法と仮定法があります。仮定法の方が少しレベルが高いのですが、長男は頑張って仮定法を使おうとしています。
当然のことかもしれませんが、5歳児に"if”の使い方を説明したことはありません。中学や高校の授業のようなレッスンも受けていません。"if"を扱っている教材も使っていません。英語の動画などの日々の生活の中でインプットされたものです。そのため、間違えることもあります。例えば、本当は仮定法で言うべきところを直説法で言うこともあります。
例)外国語の本を見つけた時。
[×]If it is Japanese, I can read it.
[◯] If it were in Japanese, I could read it.
「もし日本語だったら、読めるのに。」
実は、長男は1年前までほとんど英語を話しませんでした。1年前から少しずつ英語の取り組みを生活に取り入れ、やっとここまで成長しました。5歳で"if”を使うのは、SNSでよく見かけるスーパーキッズからしたら当たり前のことかもしれません。でも、我が家にとってはとてつもなく大きな成長なのです。あまり多くのことはせず、負担にならない程度でゆるゆると取り組んでいる我が家ですが、少しずつではありますが、成果が出始めてきました。
余談ですが、私が"if”の存在を知ったのは中学校での英語の授業です。仮定法を知ったのは高校での英語の授業です。音読したりノートに書いたりして必死に覚えました。それをサラッと使いこなしてしまう子どもは本当にすごいし、羨ましいです。
これからもおうち英語情報を発信していきますので、よろしくお願いします。