こんにちは。元高校英語教員で、現在おうち英語に取り組んでいるアスパラガスです。
「おうち英語」とは、文字通り、おうちで英語学習に取り組むことです。もちろん、英会話教室やオンライン英会話などを組み合わせて取り組むこともありますが、基本的には家庭でおうちに取り組むことを指します。例えば、おうちで英語の歌を聞いたり、動画を見たり、絵本を読んだり・・・。そんなおうち英語のメリットとデメリットを紹介します。
メリット
お金がかからない
「おうち英語」の最大のメリットは低予算で取り組めることです。高額な教材を買う場合は別ですが、YouTubeや市販の本などで取り組む場合、とても安く済みます。
月1万円の英会話教室に通うとしたら、1年間で12万円、3年で36万もかかってしまいます。(その割に英語力が身につかない場合も多いです・・・。)
我が家は高額教材を使用していないので、出費を抑えながら英語学習に取り組むことができています。トド英語というアプリに課金をしていますが、クーポン使用で月額1000円以下で、英会話教室に比べると、とてもリーズナブルです。
子どものペースに合わせることができる
英会話教室などだと、カリキュラムが決まっており、やるべきことを淡々とこなしていく場合が多いです。おうち英語だと、子どもに合ったコンテンツを与えることができます。難しすぎず、簡単すぎず、かつその子どもの興味・関心に合ったもので英語学習を進めることができます。例えば、恐竜が好きな子であれば恐竜×英語学習をできますし、プリンセスが好きな子であれば、プリンセス×英語学習をすることができます。
デメリット
やるべきことを考えなければいけない
これがおうち英語の最大のデメリットであると考えていますが、「親が取り組みを考えなければいけない」ということです。子どもの様子を見て、今必要なことは何か、何をどれだけ取り組めばいいか、ということを考えなければいけません。子どもの英語レベルに合っていて、かつ興味関心を惹くものを探すのは、簡単なことではありません。簡単すぎても、難しすぎても子どもの成長にはつながりません。
私は小中高の教員免許を所持しており、高校で英語を教えていたこともありますが、それでも我が子のおうち英語の取り組みを考えるのはとても難しいです。英語教育に関わったことのない方なら、尚更難しいと思います。
そんな方は、おうち英語コンサルに頼ってみるのも良いかもしれません。コンサルでアドバイスを貰えば、具体的な取り組みがわかってくると思います。おうち英語コンサルはたくさん存在しているので、気になる方は検索してみてくださいね。(※ぼったくりのような値段と内容が釣り合わないものもあるので注意してください。)
モチベーションを保つのが難しい
「おうち英語」なので、おうちで取り組みます。つまり、仲間がいません。仲間がいないので、親も、子どももモチベーションを保つのが難しいです。毎日やろう!と決めても、継続することは簡単なことではありません。
おうち英語を継続させて、成功させたい!という方は、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSでおうち英語仲間を見つけてみるのがおすすめです。#おうち英語 などのハッシュタグで、おうち英語に取り組んでいる仲間を見つけることができます。また、実際に合ってプレイデート(PD)を行っているグループもあります。ぜひ探して、コンタクトを取ってみてくださいね。
PDとは...
効果を実感しにくい
おうちで淡々と取り組むのが「おうち英語」。効果を実感しにくいのがデメリットです。また、私もそうですが、多くの親は「おうち英語のプロ」ではありません。やり方を模索しながら取り組むことになります。そうして、間違った方向に進んでしまい、効果が全くない、ということになる可能性もあります。
そうならないようにするためには、インターナショナルスクールなど、完全外注がいいのかもしれません。が、さまざまな事情でそういうわけにはいかない家庭が多いかと思います。我が家もそうです。しっかり日本の教育を受けつつ、英語も頑張って欲しい!という方には「おうち英語」がおすすめです。
ゆるおうち英語のすすめ
メリット・デメリットを紹介しましたが、個人的にはおうち英語をやらないのはもったいない!と思うくらい、おすすめです。現在5歳の長男に対してゆる〜く低課金でおうち英語に取り組んできましたが、本当にやってきてよかった、と思うばかりです。おうち英語のおかげで、間違いはたくさんありますが、英語でコミュニケーションが取れています。まずは英語の歌を聞いてみる、など、簡単なことから始めてみませんか?
これからもおうち英語情報を発信していきますので、よろしくお願いします。